2020.09.26 Saturday
オーディオルームー3
3.構造詳細
石井式に基づく設計
石井式では
・吸音壁、反射壁を明確に定義、性格付けをする。
・吸音壁、反射壁の材料に基づき反響時間の計算を行う。
計算結果に基づき吸音壁、反射壁の割合が決定される。
が大きな特徴。
今回は吸音壁の割合を全体の壁面積の14%を目標にしました。
2chステレオでしたら、この数値はクラシックなどの音楽に適しているといわれています。
我が家では5chもメインにするため、14%は少なく、18%以上にすべきかと思い悩
ましたが、まずは2chで音決めしておくべきとのアドバイスもあり、14%で計画しました。
結果から言えば、5chも14%で問題なかったです。
クラシックの場合、ホールの残響成分がリアチャンネルに入っている場合が多いため、
ダブルで残響が聞くのではないかと思ったのです。
リア自体の音なのか、部屋の残響による効果なのか、これから使っていきながら判別して
いきたいです。
ただ、今のところはこの割合で残響が長すぎるという悪い影響は感じられません。
残響時間の計算結果としては0.2〜0.4秒となりました。
計算では各材料の吸音率を調べて計算に織り込みましたが、データがみつからないものも
あり、近似している材料のデータを利用しました。
そのため、この数値は目安として使えないとは思います。
この部屋は窓が2面あり、オーディオルームには不向きではないかと思いました。
計算上は窓は反射壁として扱いました。
窓が悪影響を及ぼすとすれば、窓ガラスの振動でしょう。
スピーカーの背面にも位置するため、音による振動があると考えざるを得ません。
カリン無垢材(しっかりと施工されたもの)と複層ガラスとはいえ窓ガラスとは振動の
在り方は異なるでしょう。(固有振動数は当然異なる)
窓は従来使用していたサッシ(単板ガラス)のほかに、内窓(複層ガラスのインナーサッシ
)を設けて二重窓化しています。
断熱、遮音のためですが、この2枚の窓の間が結構間隔がありますので、この影響は
どうなのか。(ロールスクリーンをこの2枚の間に設置しています)
また、吸音壁、反射壁の構造は以下のように読み取りました。
・グラスウールにて吸音し、波長の長い低音も反射壁内部のグラスウールで吸音
本ではロックウールが使用されていますが、現在では製品品質がJISで規定され一定
以上の性能が確保されるグラスウールが推奨。
・反射壁は塗装なし、無垢材がベスト
以前はシナベニヤなどで表面が構成されていましたが、今では無垢材の無塗装が音に
良い。
無垢材の中でも、カリン材がベスト。
カリン材は結構高価で、無塗装のものを手に入れるのは難しかったですが、
リフォーム会社のほうでどうにか手配ができました。
我が家のリフォームではこのオーディオルームだけが無垢材を使用しており、
贅沢になってしまいました(笑)
特記事項として
・遮音シートの導入
コンクリート住宅ですので、外や内への遮音を考慮する必要はないため、遮音シートを
設けることは考えていませんでした。
しかし、コンクリートも振動はするため、設けたほうが良いとのアドバイスを受けて
部屋全面に設けました。
ただ、強固にすべき床にも設けたので、床が柔くなるのではないかと懸念しました。
これも今では影響は感じませんが、これから検証すべきかなと思います。
大型スピーカーを使用していないこともあり、影響がわからないのかもしれません。
・床支持材設置ピッチを小さくした
標準では約600x460ピッチで床板の支持材を配置していますが、今回ピッチを細か
く、約300x460ピッチにしてもらいました。
これは普段、普通に歩いても効果が感じられ、床のしっかり感を感じます。
機器などの重量物が配置されることも考慮すれば、やっておくべきことですね。
設計上の耐荷重は従来でも問題ないとは言われていますが、変更してよかったと
思っています。
私の場合は、契約後にこの変更を依頼したため、追加費用として発生しました。
標準の倍の支持材となるため、工費含めて結構な費用になり、悩みましたが採用して
おいてよかったと思っています。
扉は防音ドア(LIXIL製”ラシッサS")を採用しましたが、そこそこの防音性能にとどめました。
このドアは本格的な防音ドアまではいかないまでも、部屋の内外の音をできるだけ遮断したい場合に使うような
ドアです。(重いドアではありません。)
ただ、遮音性能は30dBになっています。
コストの問題もあり、また家の中少しくらい漏れても問題ないことから選定しました。
なお、扉は外開きにしています。
通常の部屋は部屋の内側にドアが開く、内開きですが、オーディオルームの場合は部屋の中の機材の自由度を
確保するため部屋の外に開く、外開きを採用しました。
壁、床、天井に構造材が入り、部屋の大きさはもともとコンクリートのベアでは短辺3.4m、
長辺4.4m、高さ2.9mだったところ、最終的に部屋の内寸法は3.1mx4.0m、高さ2.5m
となりました。
以上、我が家でのオーディオルームの特徴になります。

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