![]() |
2021.02.22 Monday
「展覧会の絵」P.ヤルヴィ指揮シンシナティ響 2008年録音
【11】
![]() 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ 演奏:シンシナティ交響楽団 演奏時間:0:33:57 録音:2008年1月20,22日 シンシナティミュージックホール セッション ディスクNo.SACD-60705 レーベル:TELARC 解像感 ★★★★★ レンジ感 ★★★★★ 定位感 ★★★★☆ サラウンド感 ★★★★☆ DSD録音のハイブリッドSACD.CD層のほかにマルチチャンネルと2chのSACD層を持っている。 マルチチャンネルでの感想。この盤のマルチチャンネルは5.1ch、センター、サブウーファー信号もある。 すべての音がクリアでハイスピード。バスドラの音も立ち上がりも収まりも早い。 奥行き感もあり、録音と音質は最高レベル。 パーヴォは録音当時46歳。シンシナティ交響楽団の首席指揮者に就任してか ら6年経過した時の録音。 彼の個性が色濃くオーケストラの音色に反映してもおかしくないと思われるが、この曲の演奏は個性が薄く感じる。 この曲のもつ派手なオーケストレーションで、もう少し聞かせる演奏ができたのではないかとおもう。あっさりとした演奏。ほかの指揮者の演奏と比べると目立たない。 オーケストラとしての技量が低いわけではないと思うが(彼の要求に対応できない???) アンサンブルはきちんとまとまって感じられる。粗い演奏ではない。 |
![]() |