2021.09.12 Sunday
Philwebで紹介いただいたCD, SACDレビュー
Philewebのたかけんさんから紹介いただいたCD, SACDが届きましたのでレビューを書いてみました。
紹介いただいたのは以下の3点。
1.YO-YO MA plays ENRIO MORRICONE(SACD)
2.リンダ・ロンシュタット What's New(SACD)
3.キャンディーズ ゴールデン☆ベスト キャンディーズ コンプリート・シングルコレクション
紹介いただいて経緯は下記。
https://community.phileweb.com/mypage/entry/4986/20210903/68292/
1.YO-YO MA plays ENRIO MORRICONE
SONYから出たSACDハイブリッド盤。SACD層は2chステレオとマルチチャンネルが含まれている。なお、マルチチャンネルは5.1chを使用している。
この盤は2004年9月発表、チェロ奏者/ヨーヨー・マによる、映画音楽界で活動するエンニオ・モリコーネの作品を演奏した2003年録音のSACD盤。
エンリオ・モリコーネ自身が自分の映画音楽をオーケストラとソロチェロのために編曲している。
曲は海のピアニスト、ニューシネマパラダイス、アンタッチャブルなど有名な映画音楽から4つの組曲を構成している。
オーケストラはローマシンフォニエッタオーケストラ、指揮もモリコーネが行っている。
ただ、ソロのチェロは別のスタジオで録音しているようでオーケストラとは別録りのようでもある。
(ライナーノーツに単独演奏している写真があるので)
ただ同じライナーノーツにはオケとヨーヨーマが同時期に演奏したような記述もあるので、一部だけかもしれない。
さて5.1chと2chで聴いてみた。
5.1ch:
オーケストラが全周(5chすべて)から聞こえるように配置されている。
またソロチェロのみフロントLRのみに配置されている。
クラシックの協奏曲であれば、センターチャンネルに配置されることが多いソロ楽器が左右にはいちされて、2本のスピーカーでチェロの像が形つくられている。
0.1chも生きているが、これ見よがしな低音ではない。
そのため、オケが奥、ソロチェロがオケより手前、リスナーに近いところに配置されるように感じられる。
この曲、盤は本来、ソロチェロを聴かせるための盤なので、このような音源配置なのかもしれない。
組曲は2〜5曲(各3分から5分)から構成されて、組曲の中では途切れず演奏される。
おーケガ全周に配置され、囲まれ感が強くこの盤の音の世界にどっぷり浸れるようになる。
また、テンポがゆったり目の曲が中心なので、寝落ちする可能性もあり。
チェロの音の解像感はそこそこ。私の環境では弓の動きや松脂が飛ぶような雰囲気までは見通せないが、しっかりとした音にはなっている。
2chステレオ:
基本的な聞こえ方はマルチと同様。チェロのソロの音の立ち位置とバックのオケの位置関係は変化はない。
チェロの音もしっかりでていてチェロのための音楽というのは変わらない。
さすがにオケはフロントのみではあるが、左右スピーカーの外側まで音が広がる。
かえって2chのほうがオケの楽器の配置はわかりやすかった。
2chでも十分楽しめるSACD。
2.リンダ・ロンシュタット What's New
これはWARNERからのSACDハイブリッド盤。日本国内盤。SACDは2chステレオとマルチチャンネルが含まれている。
マルチチャンネルは5.1ch。
フランク・シナトラのバックを務めたことで知られるザ・ネルソン・リドル・オーケストラとの競演アルバム。1920〜50年代のスタンダード・ナンバーから9曲収録。
過去にCD,LPと発売されているらしいが、私自身はこの音楽は初めて聴く。
オリジナルである曲もエンジニアの方も明るくはないので、単純にこの盤を聞いた感想です。
5.1ch
オケをバックにリンダが歌う。リンダの声はセンターチャンネルのみに配置されている。オケは残り4ch均等に配置されて全周をオケが囲んでいる。
リンダの声はしっかりと張りがある声で聴くことができる。センターに配置されているため、マルチチャンネルの王様席から外れても違和感ない(ふらふらしない)
リンダのボーカルの音のレベルも高く解像感も高く、いい録音の盤。オケはクラシックの盤と違って、楽器ごとの明確な定位というのはわかりにくい。
サラウンドではリア左右を積極的に鳴らす部分もあり、オケが全周を取り囲んでいて囲まれ感は抜群。
音楽のテンポもリンダの声の感じもゆったりとして、夜一人で聴くと溶け込むような感覚が味わえる。
2chステレオ:
リンダの声が左右のスピーカーに分かれているが、マルチと同様の聞こえ方。彼女のボーカル
の張り、勢いはそのまま。オケは2chにのみではあるがしっかりなっている。
ヨーヨーマのSACDにおけるオケのほうが音の広がりはあるが、こちらも気持ちよく聞くことができる。
2chでも優秀な録音。彼女の声を楽しめる。
あとは好みで2ch。5.1chどちらを選ぶかでしょうか。どちらもいいですが、自分の好みで言えば
どちらのSACDも5.1chで聴くかもしれません。
3.キャンディーズ ゴールデン☆ベスト キャンディーズ コンプリート・シングルコレクション
2011年6月8日発売。1973年9月1日発売のデビュー・シングル「あなたに夢中」から解散コンサートのラストに歌われ、解散後の1978年11月21日に発売されたシングル「つばさ」まで、キャンディーズの全シングルA面曲18曲を完全収録したもの。
たかけんさんのレビューでは
>アナログディスクのベスト盤(ポスター付)を入手し、針を落とした瞬間、盤質は良いのに出てきた音はビックリするほどモヤのかかったような音質だったので、良い音で大好きな三人娘の声を聴いてみたい気持ちが更に強くなり、CDで入手しました。
実際に聴いてみましたら3曲目の「危い土曜日」なんて、オーディオ用デモ・ディスクかと思うほど様々な楽器の音が収録され試聴ページでその片鱗を確認できますが、マスターテープの状態が良いと昔の録音でもこれほど音質が良いことに驚いてしまいます。
このベスト盤はSony Music Studios Tokyoの福島典子さんという方がマスタリングエンジニアを担当されてますが、奇をてらった所がなく、マスターテーブに収録された信号を忠実にCDフォーマットに変換した印象です。
ユーザー側としてはヘンテコなリミックスなんて絶対に避けたかったので大変良い仕事をやってくれてますし、当時の写真を使って丁寧に作られたブックレットも大変価値があると思います。
たかけんさんの日記も改めて読ませてもらい、じつはこの3枚のCDの中で一番期待していたものです。
キャンディーズはLPの「キャンディーズ1676日」も持っているのですが、いい音とは思えませんでしたので、SACDの発売を希望していました。
さてCDを聴いてみました。
LPとは違って、すぐにわかるように音がよいです。
少し音量を大き目で聴くとボーカルも張りが出てきて、バックの楽器が生き生きと鳴り、音の立ち上がりもよく、勢いがある音が前に飛び出してきます。
これは買ってよかったです。
「危ない土曜日」もたかけんさんのレビューのようにマスタリングが成功しているのでしょうね。
さてSACDがあきらめきれずにいるのですが調べてみるとこのアルバムのハイレゾが発売されていることがわかりました。
そこでmoraでアルバム全曲のハイレゾ音源をダウンロードし、USBメモリー経由聞いてみました。
実はハイレゾダウンロードの購入は初めてなんです。
ハイレゾはFlac 96kHz 24bit音源です。
AVアンプ(TA-DA5800ESでは192kHz,24bitまで対応)にUSBメモリーを差して聴いてみました。
うたい文句は”全曲アナログ・マスター・テープからハイレゾ用にマスタリングされ、'70年代の音源を、より忠実に、豊かな響きでお届けします。”
ですから期待してしまいます。おそらくSACDが出なければこのハイレゾ音源が最高音質になると思われます。
さすがにハイレゾCDの上を行きました。ただ音の傾向はCDの延長線上にあります。
ハイレゾが100だと、CDは95くらいでしょうか。楽器の音だけ聞いていると違いは分かりにくかったですが、ボーカルの声の伸びがハイレゾはさらに伸びていますね。CDは頭打ち感がありました。
ただ比較すればというだけで、CDだけでも十分聞くことができます。
(ですが、ディスク志向の私としてはやはりSACD化を熱望します。)
たかけんさん、このたびは紹介いただいたCD, SACD楽しませていただきありがとうございました。
どれもこれからちょくちょく聴くことになりそうです。

Trackback URL
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